METHUSELAH

終章


終章「母」


(ゼオン魔法学院の2階)
月姫
「おお、イルクか。メトセラを倒すの
 なら、妾も行くぞ」
月姫をつれていきますか?


ユリア
「イルクさん……あの…私も一緒に
 行きたいです」
ユリアをつれていきますか?


ジェイン
「イルク!私もつれてってよ」
ジェインをつれていきますか?


ラシード
「……………」


スパルタクス
「酒ねえかなぁ…ん?イルクか」


(1階広間)
神官長
「あなたたちが心配で、砂漠から
 きました」
「世界中に、あなたたちに手を
 貸してくれる味方が見えます。
 …私が占ってさしあげましょう」
「世界の果ての洞窟に住む、
 偉大なる竜………」
「フレイタウンで傷つき、
 倒れている男……」
「紅の神殿で待つ不死鳥……」
「水の町で出会うであろう、
 遥かなる海の王……」
「指輪を探し、ユーノスまでやってきた
 女性……」
「天高くそびえる塔に住む、
 伝説のモンスター……」
「壊れた研究所で眠る、
 強力な戦士………」
「以上です」

・神官長の隣の子
誰が転職しますか?

・インディアンぽいひと
「武器だ」
エルファーソード(8200)真魔の槍(8000)ウィッチブルーム(7000)グランドマスター(8800)クサナギ(7800)
「またこい」

・フォース…もとい吟遊詩人
「防具で〜す♪
 買って下さ〜い♪」
ガイアの鎧(5000)ハデスの兜(4500) アストラルガード(4800)サーメット(4000)キルリアンスーツ(4900)キルリアンマスク(4200)
「ま〜だま〜だあ〜りま〜すよ〜♪」
白聖呉服(3800)虹のかんざし(3500)光の衣(4000)ネメシスの帽子(3800)天空の服(4400)天空のリボン(4300)
「ど〜うも〜♪」

・おっさん
「はい、私は旅の道具屋ニードリーネ。
 いろいろご用意していますよ」
普通に道具屋
「これだけではありませんよ!」
爆弾(50)メガトン爆弾(300)冷凍ガス(120)氷の結晶(500)風のボトル(30)竜巻の元(350)癒しの珠(10000)
「ではまた!」


(ゼオン魔法学院から廃墟へ。隠し通路から奥へ)
イルク
「お前は…」

セルティス
「………目覚めのときか」
「お前たちに問う。
 私は誰だ?」

イルク
「なんだと?」

セルティス
「私はセルティス…だが、それしか
 わからない」
「なぜここにいるのか、私は誰なのか、
 全くわからないのだ」

イルク
「ヘンな奴だな……」

セルティス
「私の左半身は完全に機械化されている
 ……いったいなんのために……」
「お前たちについていけば、
 私のことがわかるだろうか?」

→わかるかもしれないな。
 寝てろ。

セルティス
「では…ついていくことにしよう」
「頭の中で響く声……メトセラを…
 倒せ…と。私は、そのために
 生まれてきたのかもしれない」

イルク
「メトセラ…を、か…」

セルティスが仲間になった!


(水月村へ)
イルク
「人魚の像か……」
「!?」

モーガウル
「久しぶりだな……少年…」

ローラ
「私たちは、あなたのおかげで
 結ばれました……」

イルク
「モーガウル…ローラ……」

モーガウル
「約束通り、お前たちに力を貸そう」
「これから先、困ったことがあれば
 我々を呼び出すがよい。
 必ずや力になろうぞ……」

ローラ
「イルク…本当にありがとう。
 そして…さようなら…」

イルク
「モーガウル…ローラ…あんたらも
 幸せにな………」

月姫が『モーガウル』を覚えた!

月姫が『ローラ』を覚えた!


(カジノへ)
・女
「ようこそ、カジノへ!」

・カウンターの男
「やあ、こんにちは!
 見て下さい。とうとうカジノが
 オープンしましたよ!」
「さあ、どんどん遊んでいって下さい」

・カウンターのバニーちゃん
「楽しんでいってね(はぁと」

・客
「もっといろんなゲームがほしかったな…」

・客
「時間がたつのを忘れちゃううわ」


スロットマシーンがある。
1回200Gです。
遊びますか?
→はい いいえ

イルク
「よーし、いくぞ!」
・はずれ
イルク
「チッ…はずしたか…」
・あたり
イルク
「よし、当たりだ!」
5000G手に入れた!


・スロットの客
「出ろっ!
 出ろっ!」

・スロットの客
「もう10000Gも使ってるのに、
 1回も勝てないなんて……」

・ルーレットの客
「こいつぁ楽しいぜ!」

・ルーレットの客
「負けられん!」

・店員
「はい!ここはベビーレースです。
 説明を聴きますか?」
→はい いいえ

「ベビーレースは、それぞれの
 赤ちゃんをレースに参加させ、
 競い合うギャンブルです」
「登録できるのは、お1人につき
 1人の赤ちゃんのみ」
「レースには、GTからGVまで
 用意されており、さらにそれぞれ
 距離別に3つのレースがありあます」
「参加するには500G
 必要ですが、1位になれば
 全額戻ってきます」
「さらにアイテムのおまけつき!
 2位は500Gだけ。
 3位は何もありません」
「ここでしか手に入らないアイテムも
 あるので、ぜひ頑張ってみて下さい」
「なお、容量の関係でババブーさんは
 別室でのレースとなっております」
「このカジノでは、
 バブーさんとバーバーのレースのみ
 行われます」
「それでは、幸運を祈ります!」

(地下へ)
・青髪バニー
「は〜い(はぁと)ここでは赤ちゃんの
 オールクリアができますよ」
「もう1度育てなおしたいときに、
 全部初期状態に戻せるの(はぁと」
「オールクリアしますか?」
 はい
→いいえ


(竜神洞窟へ)
ヤツサカ
「お前たちか…」

イルク
「ヤツサカ、力を貸してほしい。
 メトセラを倒すために」

ヤツサカ
「…わかった。だが我は自分より
 強い者にしか手を貸さん」
「こい、人間よ。
 今度は我も本気でいく!」
準備はいいですか?
→はい
 いいえ
(ヤツサカ戦。しかしメギドフレア(全体攻撃3000ダメージ)によりゲームオーバー)


(ゼオン魔法学院へ)
セルティス
「失われた記憶…私は何者なのか…」
セルティスをつれていきますか?


(イルクの部屋の宝箱)
リフレクトミラーをてにいれた!
ここぞというときに使いたい。


(竜神洞窟へ。リフレクトミラー:1体に能力跳ね返しをかけるアイテム
 防御していれば自滅してくれる。むしろラスボスでry EXP0 0G 竜神が認めし証)
ヤツサカ
「なるほど…確かに強くなったな。
 では力を与えよう」

月姫が『龍神』を覚えた!

ヤツサカ
「ではさらばだ」

(ほうおう神殿へ)
タマゴだ……。



ルナ

「こんにちは、お兄ちゃん。

私の力を借りにきたんでしょ」


「いいよ、いつでも呼び出してね(はぁと

助けにいくから」



月姫が『フェニックス』を覚えた!


(ゼオン魔法学院、ゼオンの部屋)
セルティス
『!?』
「………ここは……」
(フラッシュバック。カイゼルとゼオンに暗殺者が襲いかかる場面)



ゼオン

「この男…まだ息がある」


カイゼル

「確か…赤目のビリーとか……

私が始末しましょうか?」


ゼオン

「いや、わしがひきとろう。

こやつのことは任せてもらおうか」


カイゼル

「…ゼオン殿がそう言うのでしたら…」


ゼオン

「すまぬな…」



セルティス
「……………」

イルク
「どうかしたのか、セルティス」

セルティス
「…いや、なんでもない。
 少し…懐かしい夢をな………」
『……………』


(フレイタウンへ)
・宿屋2階の男
「うーん…うーん……」

ひどいケガをしている。
起こさない方がよさそうだ。

『!?』

ランチャーを手に入れた!

イルク
「なんでこいつが、こんな武器を…?」


(ジハードの塔へ)
ヴィシュヌ
「我が名はヴィシュヌ…。
 何の用かな?」

→力を貸してくれ!
 別に用はない。

ヴィシュヌ
「…よかろう。ただし力を
 試させてもらうぞ」
(ヴィシュヌ戦。)

ヴィシュヌ
「強き者よ…約束通り力を貸そう。
 いつでも呼ぶがいい」

月姫が『ヴィシュヌ』を覚えた!


(ユーノスへ)
・女
「助けて下さい!」

イルク
「どうしたんだ?」

「実は…もうすぐ結婚式なのに、
 指輪をなくしてしまったの。
 このままじゃ……」

イルク
「探してやる。どこでなくしたんだ?」

「ええ…
『クランブルの滝』か、『神秘の樹海』
 か、『ティンクル』だと思います」
「ただ、そのどれなのかは
 わかりませんけど…」

イルク
「……なんでそんなとこに……
 まあいいけど……」


(多分樹海)
イルク
「これが指輪だな。
 よし、持って帰るか」

ユリア
「……………」
(王子様……イルクさん、なのかなぁ)

イルク
「どうした?ユリア」

ユリア
「い、いえ!なんでもないです!」

エンゲージリングを手に入れた!


(ユーノスへ)
「ああ!これだわ!
 ありがとうございます。
 お礼にこの杖をさしあげます」

カドゥケウスを手に入れた!


(水月村のカジノへ)
・地下の紫バニー
「は〜い(はぁと
 ここは「とても人前では言えないよう
 なことができる部屋」で〜す」
「女性と一緒にベッドに入ってね(はぁと」

(部屋にぽつんとあるベッドに入る)
「とても人前では言えないようなこと」
 をしますか?
→はい
 いいえ


…ガサゴソ…


イルク
『任務完了!』

「わ〜お(はぁと)なんと、かわいい赤ちゃんが
 誕生しました!
 おめでとう!」
「名前をつけてね(はぁと
 つけた名前で能力の初期値が
 変わるわよ(はぁと」

→バブー
 バーバー
 ババブー

「バブー、ね?」
「はい、登録されました。
 しっかり育てて
 ベビーレースに出てね(はぁと」

・部屋に湧き出た赤子
『バブー!』
 バブー
スピード3
スタミナ1


(上の階へ)
・カウンターの男
「バブーさんですね?
 レースに出場しますか?」
→はい
 いいえ
「レースのグレードを選択して下さい」
 GT
 GU
→GV
「レースを選択して下さい」
 1000M プリンステークス
→2000M 中山銀杯
 3000M スレイヤーズステークス

「なんとっ!1位です。
 おめでとう!!」
スタミナっとうを手に入れた!

GVの1000M
「おしい!2位です」
500G手に入れた!

・地下の赤子
『バブー!』
 バブー
スピード3
スタミナ1

スタミナっとうを与えますか?
→はい
 いいえ
『バブブー!』

 バブー
スピード3
スタミナ4

疾風のヨーグルトを与えますか?
→はい
 いいえ
『バブブー!』

 バブー
スピード7
スタミナ5


GT
→1600M 五月賞
 2400M 有魔記念
 3600M 天王賞・夏
「残念!3位です」

GT有魔
「おしい!2位です」
500G手に入れた!
・・・
GT有魔
「なんとっ!1位です。
 おめでとう!!」
フリーパスを手に入れた!


(浮遊大陸の次元城へ)
イルク
「よし、行くか」


(奥へ)
ハウル
「ようこそ、みなさん…」

イルク
「炎使いハウル…」

ハウル
「残念ですが、お通しするわけには
 まいりません」

ジェイン
「ハウル!もうやめて!!」

ハウル
「……ジェイン…」

ジェイン
「こんなの…こんなの間違ってる!
 お願い!目を覚まして!!」

ハウル
「ジェイン…私は…あの方についていく
 と…決めたんです」
「あの貧しかった村を…私の家族を…
 メトセラ様が救って下さったときから
 ……………」

ジェイン
「でも今は違う!
 私たちと一緒に戦って!」

ハウル
「ジェイン。もう…いいのです。
 私は…もうひきかえせない」
「さあ、きなさい。
 私の最後の役目は、ここで全力で
 守ることですから!」
(相変わらずグラがゼオンっぽい。EXP9000 10000G エアフォース)

ハウル
「ぐふっ…さすがですね……
 私の…負…け…です…」

ジェイン
「……………」


(先へ)
メトセラ
「ついにきたね…イルク」

イルク
「アッシュ…」

メトセラ
「ほらごらんよ。
 これた『MOTHER』だ」
「君たちがこの城で見てきたのは、
 いわばMOTHERの切れ端。
 これこそが本体なんだよ」

イルク
「アッシュ…お前は世界を…」

メトセラ
「もちろん滅ぼすさ。…だっていらない
 じゃないか、世界なんて」
「ゴミみたいな人間がいくら
 あがいても、結局は強い者が勝つ。
 不公平だろ?」
「もっと平等な世界にすべきだよ。
 誰もが幸せになれる、
 ユートピアに」
「何の罪もない恋人たちが
 引き裂かれる……そんな世界は
 正常ではないんだ」

イルク 「……………」
「…わかった。アッシュ、
 もうなにも言わない」
「お前の心は、多分俺がなにを言っても
 癒されはしない。だが俺は…
 もうティオじゃないんだ」
「俺とお前になぜ記憶が残っていたかは
 わからない。…でも、もし残って
 なければ…どうなっていただろう」
「あのまま…学院で…
 静かに暮らしていたのか……」

メトセラ
「……………」

イルク
「真実を知るってことは…
 いいことばかりじゃないんだ」
「だからお前の気持もよくわかる。
 お前は…MOTHERにかけられた
 のが辛かったんじゃないんだよな?」
「なぜ記憶を残した?
 なぜ完全に生まれかわらせて
 くれなかった?」
「…その思いが、お前をメトセラに
 したんだ」

メトセラ
「……………」

イルク
「今度は俺がお前を救う。
 お前を…フェリスから解放してやる」

メトセラ
「できっこないさ…
 そうだ…できっこない!」
「君も…同じなんだね、イルク。
 僕の苦しさが…わかってないんだ」

「僕はもう解放なんて望んでない!
 そんなことができるなら……
 そんなことができるなら……!」
「僕はメトセラになんて
 ならなかった!
 世界を憎むこともなかった!」
「そうさ、何も変わらない……!
 それなら、僕は全てを消すよ。
 その準備は整っている」
「あとは君が滅び、
 世界が滅びるだけだ!」
「勝負だ!イルク!」
「身をもって知るがいい!
 君がどれほど愚かかということを!」
(メトセラ戦。1ターンに3回行動してくる)

メトセラ
「何だ…イルク…僕なんかいなくても…
 何でもできる様になったじゃないか」
「君は変わることができたんだね……
 ちょっと……さみしいや……」
「僕は君を……」

「愛シテイタワ…ティオ…」

イルク
「…アッシュ……」
「これで…やっと…終わった……」



「いいえ、まだですよ」



『!?』



「これから全てが始まるのですから!」



(謎の女現れる)
イルク
「お前は……!」



MOTHER

「自己紹介がまだでしたね。

 私はMOTHER。全ての母」



イルク
「なんだと…!?」



MOTHER

「驚いているのですか?機械が

意思を持っていることに」



『………!!』



「確かに無理もないですね。

どうやら、あのメトセラでさえ

気づいてなかったようですし」


「教えてあげましょう。

私はゼオンに造られたとき、

自分の意思をもちました」


「私自身驚きましたが、

すぐに悟りました」


「私こそが、神なのだと!」



イルク
「なに……!?」



MOTHER

「私は新人類を生み出すだめに

造られました」


「来る日も来る日も……

ゼオンたちのために人間を生み出す

日々……」


「でも、そんなあるとき、

ふと考えたのです」


「一度は死に、記憶を消されていく

新人類たち……」


「そんな彼らの記憶を、

試しにわざと残してみたら、

どうなるだろう、と!」



イルク
「………!!貴様が…俺たちに記憶を…
 じゃあ俺たちは貴様のせいで…!!」



「これはある種のバグでした。

……しかしバグは思わぬ効果を

生みました」


「メトセラの誕生……

そして生まれた哀しみ、苦しみ……」


「なんて美味!

ああ!世界が動いている!

そして動かしているのは私!」


「この味を……負の感情を……

イルク、次はあなたがメトセラの

代わりに私に与えて下さい!」



イルク
「なんてやつだ…!
 絶対に許さない!!」



「ふふ…ゼオンが私を造ったその瞬間

から、この遠大な計画は始まって

いたのです」


「メトセラがどう動くかも、

私には手にとるようにわかりました。

なにしろ、母ですからね」


「イルク、あなたも私から生まれたの

ですよ。母に逆らおうなど……

ムダと知りなさい!」


「さあ、吸収してあげましょう、

イルク……」



イルク
「ふざけるな!!」



「………聞きわけのない子ですね…」(メルトダウンぽいの)



イルク
「がっ…!?」



MOTHER

「さようなら…イルク…」



イルク

「お…俺はこのまま……

死ぬのか……」


「まだだ……」



(仲間たち、今まで出会ってきた人たちの姿がよぎる)



「まだ…負けない……

俺は…まだ………!」



イルク
「みんな…?
 きてくれたのか……」

ユリア
「イルクさん!
 やりましょう!」

スパルタクス
「そうだぜ!ここまできて
 死んでたまっかよ!!」

月姫
「こいつを倒さねば
 最強とは言えぬ!」

ジェイン
「戦いましょう!!」

ラシード
「……………」

セルティス
「メトセラの黒幕なら倒すしかない」

イルク
「そう…だ!全ての元凶……
 MOTHER……!」
「貴様を、倒す!!」

仲間を3人選びます。
1人目を誰にしますか?
→月姫
2人目をどうしますか?
→ラシード
3人目をどうしますか?
→ユリア



MOTHER

セキュリティモード起動

(MOTHER戦。1ターンに2回)


MOTHER

サーチモード起動

(MOTHER戦2。1ターンに2回)


MOTHER

デリートモード起動

(MOTHER戦3。1ターンに3回。月姫の『モーガウル』で〆)



MOTHER

「やれやれ………本当に………

愚かだこと………」


「まさか、この姿を見せることになる

とは思いませんでしたよ……」


「絶望するのです、イルク。

そして悟りなさい」


「この世には、

どうやっても抗えない力が

あるということを!」



(MOTHER戦4。天女姿。負けイベント)
イルク
「つ…強い……!これが……
 人間の…魔族の、限界だってのか…」
「ここまできたのに………
 もう…ダメなのか……?」




「そんなことないよ……

イルク………」


「人間でも魔族でもない……

僕たちならやれる」


「さあ、剣を掲げて!」


「僕の最後の魔力を送るから!」



一緒に、

戦おう!




アッシュの剣が成長した!




(アッシュと共にMOTHER戦5。燃える。1ターンに2回

 新しい能力:メトセラの力(SP12)1体に2000位のダメージ

 アッシュの能力:ファイアボール メルトダウン ブリザード コールドダスト ウインドショット ハリケーンブロウ サンダーボルト ストップ ハルシネーション ウィークチェンジ リヴァイバル デイライト ダークマタ―)



MOTHER

「ナ…ゼ…ワタシ…ハ…

神デハ…ナカッタノカ……」



イルク
「お前は…狂った機械さ……」



MOTHER

「ワ…タ…シ…ハ………」



ユリア
「……………うーん……」

ジェイン
「……イルク?
 私たち、あいつにやられて……」

月姫
「……不覚!
 やつはどうなったのじゃ!?」

イルク
「倒したよ……今度こそ……
 本当に……」

スパルタクス
「やったな!イルク!
 一人でやっちまうなんてさすがだな」

イルク
「一人じゃ……ない。
 アッシュが…助けてくれた……」

スパルタクス
「ん?」

イルク
「いや、なんでもない……」

ユリア
「でも、今度こそ…本当に……
 終わったです」

イルク
「……いや、まだだ」
「ユリア、俺をアッシュの精神に
 飛ばせるか?」

ユリア
「できますけど……まさか…」

イルク
「アッシュを解放する。
 俺はそのためにきたんだ」

ユリア
「でも……」

スパルタクス
「ユリア、やってやれよ」

月姫
「イルクなら大丈夫じゃろう」

ジェイン
「お願い、ユリア」

ユリア
「……わかりました。
 それじゃいきます!」


『!?』
イルク
「アッシュ……」



「戻ってきてくれ……」





アッシュ

「イルク……」


イルク

「アッシュか!?」


アッシュ

「僕は戻れないよ…イルク。君たちに…

あんなことをしたんだもの……」


「…でも…信じてほしい……

僕はやっと……フェリスの呪縛から

解き放たれたんだ………」


「ありがとう……イルク………」



イルク

「ダメだ!帰ってこい!!頼む!

帰ってきてくれ!アッシュ!!」



「そうだね……、いつか…また…

君と一緒に……旅をしたいな」


「昔みたいに……」






(魔法学院)
スパルタクス
「…どうだ?」

ユリア
「ダメです…全然目が覚めなくて…」

スパルタクス
「ユリアの力でもダメなんかよ…」

ユリア
「……………」

スパルタクス
「イルクも落ちこんでるだろうなあ…
 せっかくアッシュを助けだしたのに」
「あれからもう一週間も目覚めない
 なんてよ……」

月姫
「お前たち暗いぞ」
「ユリア、イルクが落ちこんでいるなら
 そなたが慰めてやればよかろう」

ユリア
「私が……?」

月姫
「そうじゃ。……なんじゃ?
 まだ何もないのか」
「まどろっこしいのー」

ユリア
「や、やめてください!!」

月姫
「ま、それはいいとしてあの女は
 どうしたのじゃ?」

スパルタクス
「ジェインなら故郷へ帰ったぜ」
「あいつもいろいろあったが、
 暗殺稼業は続けるんだろうな」

月姫
「で、あのモンスターは?」

スパルタクス
「モンスター?」

月姫
「ほれ、ラシードとかいう……」

ユリア
「あの人は人間ですよ。
 モンスターなんかじゃありません」

月姫
「なんじゃ、そなたら気づいてなかった
 のか?」
「あいつはうまく化けているだけで
 モンスターじゃぞ。妾にはすぐ
 わかった」

ユリア
「え……ええー!?」

スパルタクス
「じゃ…じゃあ本物のラシードは…?」


(フレイタウンの宿屋)
ラシード
「大丈夫でっか?」


「ああ」
ラシード
「大変だったろう。すまなかったな」

ブンイップ
「別にええです。ボクもあの人らには
 恩があったし……」
「…それに……いい体験させてもろうた
 ………」

ラシード
「そうか」
「運よく次元の穴から
 抜け出せた俺を助けたのは
 お前だったな」
「その上、こんな面倒に
 巻きこんでしまって……」

ブンイップ
「そしたら、ボクはこれで帰ります。
 ……お元気で」

ラシード
「ああ」

「さて…と、俺も行くか。
 ティンクルを再建するためには
 まだまだ金がいるしな」
「この国の争いは終わった……
 別の大陸にでも行ってみるか……」
「金なんて、ある所にはあるもの
 だからな………」


(シークビレッジ)
ジェイン
「ハウル…あんたは間違っちゃ
 いなかったよ」
「でも…できれば私たちと
 戦ってほしかった……」
「私は戦うよ。
 あんたの願い…あんたの夢……
 私が必ずなしとげる!」


(嘆きの山)
スパルタクス
「……………」
「ギャランド…こいつはディアーネが
 好きだった花だ」
「俺はあいかわらず、
 お前に何もしてやれない……」
「でもな、もうやめたんだ。
 後悔だけして生きるのは、さ」
「起きてしまったこと……
 どうにもならないこと……
 そして、それらと戦うこと……」
「そんなことを教えてくれた奴らが
 いたんだ」
「俺は俺にできることを……
 精一杯やってみようと思う」
「そうしたら……また報告にくるぜ」


(魔王城)
月姫
「阿修羅…仇は討ったぞ。
 安心して眠れ」
「……それにしても、結局メトセラとの
 勝負はうやむやで終わってしまったか
 ……」
「あやつが目を覚ましたら、
 改めて果たし状を送るかの!」
「ふふ……楽しみじゃ!」


(妖かしの砂漠)
「神官長、ガリア国からの使者が
 見えましたが……」

ユリア
「わかりました。すぐ行きます」
「…イルクさん。あれから毎日
 アッシュさんが目を覚ますのを
 待ってるんですね…」
「私も祈ります。
 あなたの願いがかなうように……」


(イルクの部屋)
イルク
「アッシュ………」
「お前が目を覚ましたら、
 話したいことがいっぱいあるんだ」
「お前と別れてから、
 俺が何を見て、何を聞いて、
 何を感じてきたのか……」
「ちょっと長くなるけど、
 聞いてくれよな」

「……………」

「俺は……待ってるからさ……」





「………これで、

イルクとアッシュ、

二人の物語は全て終わった」


「けれど、一つの物語が終わっても、

また別の物語がどこかで始まって

いるはずだ」


「そうやって人は、

永遠に物語を生み出し続ける……」


「それが、生きていくということ

なのかもしれないな」


「次は…そう。

私の物語が始まる」


「私か?

私は……………」





End


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