指輪物語

人物設定について

・今のところは第一紀のドリアスとスランドゥイル中心。
・原作設定とオリジナル設定が入り乱れています。(外見も性格設定も)
・あまり使わないかもしれない設定も書き留めてあります。
・色つきではない名前はオリジナルキャラ。
・随時加筆修正予定。


オロフェア一家

スランドゥイル
・金色の髪に蒼い瞳のシンダールエルフ。愛称は「イル」。
・あまり背は高い方でなく、黙っていれば華奢で優美な外見をしているが、性格は快活で大胆。歯に衣着せぬ物言いは、愛嬌と取る者と憎たらしいと思い敬遠する者で両極端。
・先見の素質を持ち、近い未来を詳細に垣間見ることがある。
・ドリアスを愛しているが国の外の世界を旅することも好む。それ故に将来は「シンゴル王自身の近衛騎士」か「父と同じくドリアス自体の守護者」かで揺れ動いている。
・シンゴルより賜った細身のロングナイフを得物としている。
・剣の師は父オロフェアだが、たまにマブルングにも教わる。弓の師はべレグ。というか傍から見るとべレグのおもちゃ。
・ケレボルンとは友人以上に兄弟のような関係。アムロスとは幼馴染で悪友。シンゴル一家のお気に入りでメネグロスのアイドル。
オロフェア
・銀色の髪に蒼い瞳の生粋のシンダールエルフ。シンゴルの縁者。
・シンダールの割に力強く丈高い。 ・普段は多くのシンダールがそうであるように歌を愛す穏やかな性格だが、激情家の一面も持ち合わせており一度激昂すると我を忘れてしまう。
・幼い頃をクイヴィエーネンの畔で過ごしたことがある。
・メネグロスに彼へ割り当てられた居室もあるが、ネルドレスの森に居を構えている。
・元シンゴルの近衛兵で、現在はネルドレスの森の番人のような存在。近衛時代の長剣を今でも愛用している。
・キアダンへの伝令として遣わされることもしばしばで、その際にスランドゥイルを伴って以来、行動範囲をドリアスの森の外にまで広げてしまい、息子の放浪癖に手を焼いている。
・べレグ、マブルング、ガラゾン(ケレボルンの父)、アムディア(アムロスの父)などの友人で同僚。
・愛妻家で親馬鹿。家族思いだが少しばかり過保護なきらいがある。
ネスレ(オリジナル、名前仮定)
・オロフェアの妻で二児の母。
・波打つ金色の髪に緑の瞳の半ヴァンヤールエルフ。母親がヴァンヤールで父親はアヴァリ。
・大移動では母に従ったが、父の血のせいか中つ国に心惹かれて旅の途中で母と別れる。ドリアスのネルドレスの森でオロフェアと出会うまでふらふらと彷徨い歩いていた。子をもうけてからはドリアスに落ち着いている。
・一見すると背の低いおっとりとしたエルフ乙女だが、長い間一人で中つ国を放浪していただけに意外と剣の心得があり肝が据わっている。ついでにオロフェアとの身長差がすさまじい。
・エルフにあるまじきほどに手先が不器用で、特に料理の腕はマンドス級。オロフェア家の食卓はオロフェアとスランドゥイルの交代制。
スランディアル(オリジナル)
・銀色の髪に緑の瞳で、スランドゥイルの双子の姉妹。愛称は「アル」。
・スランディアルの方が先に生まれたが、スランドゥイルの方が兄ぶっており、本人も彼を兄と慕っている。
・二卵性双生児で、性別も性格も外見も共通点が少ない。そのため双子であることをたまに忘れられる。
・スランドゥイルと同じく先見の素質を持ち、遠くの未来をおぼろげに垣間見ることがある。
・シンゴルのうっかりした理由からスランドゥイルと共にロングナイフ賜る。
・どこか達観しており、今一つ影が薄い。自ら進んでスランドゥイルの陰に隠れているような印象を与える。
・父に似て長身で、母に似て不器用。
※スランドゥイルは一人っ子のようなイメージもあるし、次男坊っぽいような気もするし、何だかんだで人の上に立つお兄ちゃん気質な所もあるような気がする。ので、いっそどっちが上かわからない双子に、そして原作に何組かいる双子は大体似ているのでこっちは「似ていない金と銀の双子」にしてしまおうと。そんな感じで思いついた子です。

ケレボルン一族

ケレボルン
・銀色の髪に青灰色の瞳。温厚な性格で背が高い。
・あまり知られていないが、人並み以上に武術の心得がある。スランドゥイルとの弓や剣の対戦成績は(彼が幼かった頃の勝敗も含めると)勝ち越している。今対戦するとどうなるかわからないので、このまま勝ち逃げしようと決めている。
・スランドゥイルとアムロス共通の友人。彼らの頼れるお兄ちゃん的な存在。
・メネグロスに家族と暮らしていたが、ガラドリエルと結ばれてからはドリアスを出てバラールに住まっている。
ガラドリエル
・力強く波打つ濃い金色の髪に、濃い青の瞳。背の高い高潔なエルフ。
・スランドゥイルとはドリアスに住まっていた頃、メリアンの許で共に学んだいわば「学友」。
・そして「強敵」と書いて「友」と読むような間柄。
・会えばどんな小さな事からでも口論になる。それはケレボルンにすら止められない。(一度体を張って止めようとしたら双方から言葉攻めでフルボッコにされた)
・しかし何だかんだで気が合うし、決して口に出さないが認め合っている。
ケレブリアン
・柔らかに波打つ銀色の髪に空色の瞳。
・両親の長身遺伝子を受け継いでいるとは思えないぐらいにごく普通の身長。
・ケレボルンとガラドリエルがドリアスを出てから生まれた一人娘。
・ケレボルンに似て温厚だが、時折母親の血を感じさせる言動をしでかして周囲の度肝を抜く。
・スランドゥイルを「イル兄様」と呼んで慕っている。
ガラゾン
・ケレボルンと同じく銀色の髪に青灰色の瞳。
・気配り上手。シンゴルの近衛騎士。
・ケレボルンの父。オロフェア、アムディア共通の友人。
・父はシンゴルの弟であるエルモだが、あまり表に出ることを好まないので彼が家督を取り仕切っている。
ガラシル
・外見は同上。ケレボルンの兄。
・子供好きでマイペース。武術はあまり得手ではない。
・ケレボルンとスランドゥイルの友情を微笑ましく思い、同時にスランドゥイルの友人が流入して弟分が一気に増えたので、毎日世話焼きの血が騒いでいる。
エルモ
・銀髪に灰色の瞳。ガラゾンの父。
・心優しい性格で、シンゴルが行方不明の間は誰よりも兄の身を案じていた。
・やや気弱な面もあり、息子ガラゾンに言わせると「大移動をここまで踏破できたのは奇跡に近い」ほど。
・早くも孫たちの顔を見ながらの隠居状態。ちなみに妻とはいつでも一緒。
ニムロス
・銀色の髪に淡い青の瞳。
・ガラシルの娘でディオルの妃。

アムディア一家

アムディア
・アムロスの父。息子と同じく灰に近い銀髪に薄緑の瞳。ひょろりとした体格。
・口下手ゆえに寡黙。生真面目。
・今では滅多に弾かないが昔は琴の名手だったこともあり、剣よりも弓を好んで使う。
・アムロスが生まれて間もなく妻を亡くしており、男手一つでアムロスを育ててきた。
・妻との思い出が残るレギオンの森に居を構えており、オロフェアと同じように森の番人。
アムロス
・灰に近い銀髪に薄緑の瞳。
・和やかな快男児で直情的な一方、ロマンチストでもある。
・やはりべレグを師としつつも、弓の教えの多くは父アムディアから乞うている。
・スランドゥイルとは幼馴染で、悪童コンビとしてメネグロスの名物。
・ケレボルンを兄のように慕っている。

シンゴル一族

シンゴル
・白く輝く銀髪に灰色の瞳。アマンに至ってからは灰色の瞳は銀色に輝いている。恐ろしく背が高い。
・近頃はスランドゥイルを飾り立てて遊ぶことを楽しみとしているが、それはシンゴルが美しいものを好んでいるだけであって彼の変態性からくるものではない……はず。
メリアン
・流れるような黒髪に、見るもの全てを等しく映し出す黒い瞳。
・スランドゥイルにガラドリエルと同じものを見出し、彼に様々なことを教授する。
・実はスランドゥイルの初恋の君。
ルシアン
・緩いウェーブの黒髪に灰色の瞳。
・嫋やかな見た目に反して意志が強い。
・実はスランドゥイルとアムロスの悪戯に彼女が一枚噛んでいたこともしばしば。それを知るのは彼らと(恐らくは)彼女の母メリアンだけ。
ディオル
・誤訳らしいのですが、おいしいので金髪設定をいただきます。
エルレード、エルリーン
・金色の髪の幼い双子。
・兄エルレードは弟を慮って気丈に振る舞い、弟エルリーンは気弱で引っ込み思案なためによく兄の背に隠れている。
・二人ともランシア・ラマスの館からあまり出たことがなかったため、他人への警戒心が強い。
エルウィング
・金色に輝く白い髪。
・兄たちに比べてもっと幼いせいか人懐っこい。

べレグ
・黒い髪を高いところで結い上げている。つまりはポニテ。青緑の瞳。
・飄々とした性格で掴みどころがなく、変り者で知られている。
・国境警備隊長。
・彼より年下のドリアスのエルフは大抵一度は彼に(半ば強引に)弓を習い、彼のノリについていける者だけが弟子として残り、その弟子に弓を教えて遊んでいる。
マブルング
・白に近い銀髪を首の後ろで一まとめにしている。明るい水色の瞳。
・べレグとは正反対で律儀で生真面目。一方で融通が利かない面もある。
・ドリアスの総大将。
・べレグやシンゴルに振り回される苦労性。
・彼を慕う者たちを集めて剣を教え、後継を育てることを楽しみとしている。
キアダン
・白い髪に、黄昏の海のような青灰色の瞳。丈高く、白く長いあごひげを生やしていて、その顔には意志の強さを示すように深い皺が刻まれている。
・なぜかオロフェアとスランドゥイルに気軽に呼び捨てにされる。本人はあまり気にしていないが、二人は何故ため口なのだろうと疑問には思っている。(本当に何となくそんなイメージなんです)

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おそらくは使われないであろう設定

リンウェン(オリジナル)
・エルウェ(シンゴル)、オルウェ、エルモたちの妹でオロフェアの祖母。
・オルウェに従い西方へ向うも、兄(シンゴル)を案じて息子を残していく。
スランヴィルド(オリジナル)
・リンウェンの息子でオロフェアの父。
・母の希望と本人の意志により中つ国に留まった。
・ドリアスがメリアンの魔法帯に覆われる以前に悪しき者の襲撃を受け妻を失い、自身も深い傷を負った。息子オロフェアは成人して妻を娶っており、その姿を目に焼き付けて西方へ船出した。
アリアル(オリジナル、名前仮定)
・ヴァンヤールエルフでネスレの母。
・彼女の夫はテレリで、娘には父親はアヴァリだと知らせているが、実際はメルコールにさらわれて殺害された。
・大いなる旅の途中で娘と別れて至福の地へ至る。

※リンウェンは「オロフェアとケレボルンは又従兄弟である」という記述をどこかで読んだので生まれたキャラクターです。
 スランヴィルドとアリアルは後に西の地で出会い、お互いにつがいを亡くした者同士で再婚……という裏の裏設定があったりします。エルフって再婚するんでしょうか…?でもレゴラスが海を渡った時に誰か血縁者が出迎えてほしいなぁと思ったので。
 いつかスランドゥイルがアマンにたどり着いたとき、オロフェアにそっくりの叔父が出迎えたらびっくりするだろうな


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